母乳育児の準備🌸

妊娠中について

こんにちは!さくはち🌸です。

今日は、母乳育児の準備に関するお話をしていきます。

実際、私自身の母乳育児は軌道にのるまで、

一筋縄ではいきませんでした…。

泣きました…。

(これに関しても、今後投稿させていただきます。)

「ミルクが、ダメ。」

と、言っているわけではありません。

ミルクが、必要な赤ちゃんもいますし、

ママ側の何らかの原因で、

ミルクを使わないといけないこともあります。

ミルクでも母乳でも、赤ちゃんは育ちます!

ミルクを使うことが、悪いことではありません。

ただ、母乳が赤ちゃんにとって、

最良の栄養であることも確かです。

産後数日、母乳を飲ませた場合でも、

混合栄養であっても、

立派な「母乳育児」です。

正しい知識を理解した上で、

実際に、産後育児をするのと、

知らないで育児をするのでは、全く話は別です。

ミルクが何から作られているか知っていますか?

母乳は具体的に、なぜいいのでしょうか。

今、妊娠中の方は

この記事を読んで、産後の母乳育児の実際を、

少しでもイメージできるといいなと思います。

1.母乳の利点を知ろう。

妊婦さん
妊婦さん

「母乳がいいよ」って聞くけど、どんなところがいいの?

さくはち
さくはち

母乳がいいっていわれていることは知っているけど、

具体的にどんなところがいいのか?

疑問に思っているんだね。

詳しく、説明します!!

<母親にもたらす利点>

・出産後の出血の減少

おっぱいを吸われると、オキシトシンというホルモンがでて

子宮の収縮を促進し、出血が少なくなります。

赤ちゃんに授乳ができない場合は、

搾乳をすることで、子宮収縮を促すことができます。

・ストレス反応の減少

授乳によって出る、オキシトシンというホルモンは、

ストレスに対する反応を和らげる効果があります。

母乳育児をしている人の方が、

産後うつが少ないともいわれています。

・体重減少

これは、私の場合もすごく実感しました!

3食どんぶりご飯を食べても、体重が減っていきました。

・がんの減少

乳がん、卵巣がん、子宮体がんが減少するようです。

・生活習慣病のリスク減少

内臓脂肪が減少したり、糖尿病になるリスクが減るようです。

<赤ちゃんの利点>

・免疫の増強(予防接種効果の増強)

母乳をやめた後も、効果は持続します。

・いろんな病気の予防効果

乳幼児突然死症候群のリスクを減らします。

また、中耳炎の予防、RSウイルス感染症の重症化の減少など、

さまざまな病気の予防や、重症化を減らします。

・生活習慣病の減少

赤ちゃんが大きくなって、糖尿病や動脈硬化の予防になります。

・認知能力の発達促進

母乳に含まれてる成分によって認知機能が促進されます。

早産で出産された場合、特に効果的です。

赤ちゃんの生まれた週数にあった母乳が作られるのです。

以上が、母乳の利点です。

少しでも、母乳をあげられるといいなと思います☺

2.実際の母乳育児をみてみよう。

妊婦さん
妊婦さん

実際に、赤ちゃんが生まれたら

どんなふうに育児していくの?

さくはち
さくはち

じゃあ実際に、産後の育児記録をみてみようー!

これは実際の

ママの育児記録の一例です。

母子同室の入院施設の記録になります。

生後1日目は、授乳回数が多いですが、

母乳が増えるとともにだんだんと、

授乳間隔が長くなっています。

また、生まれてすぐの赤ちゃんはによく起き、

よくおっぱいを飲みます。

ママの母乳の出をよくするホルモンも、

夜間にたくさん出ます。

体ってうまくできていますよね。

眠たいですが、夜に授乳することが大切なのです。

一例として参考にしてみてくださいね。

3.妊娠中にできるケア

妊婦さん
妊婦さん

妊娠中にできることは、あるの?

さくはち
さくはち

もちろん、あります!

ぜひやってみようー!

妊娠すると、おっぱいが大きくなる妊婦さんが多いです。

締め付けない、ゆったりとした下着をつけるようにしましょう。

妊娠中期には、おっぱいが作られます。

乳頭に乳垢がついている場合は、

お風呂に入る前に、

乳頭に馬油もしくはベビーオイルなどをつけて、ラップで保護し、

10分後にお風呂に入り、優しく取り除いてください。

馬油ラップは、乳頭、乳輪部を柔らかくする効果もあります。

乳頭、乳輪部のマッサージ

妊娠中は必ずしも必要ではない、という考え方もありますが、

私の助産師としての経験と、実際母乳育児をしてみた実体験上、

やっておいて損はないと思います。

マッサージすればするだけ、

乳頭乳輪部は柔らかくなりますし、

妊娠中に母乳分泌がみられれば、

産後に、おっぱいがパンパンに張ったとき、

出口があるために、張りが楽になりやすいからです。

しかし、乳頭、乳輪部のマッサージは、

おなかを張りやすくさせてしまうので、

妊娠37週以降

赤ちゃんの大きさも、問題ないと言われている方のみ

行ってください。

切迫早産などで、

乳頭乳輪部のマッサージを妊娠中にできないという方は、

馬油ラップだけでも十分です!

<乳頭乳輪部のマッサージ方法>

1.このように乳輪と乳房の境目を押さえます。
2.親指と人差し指、中指でつまみ、もみずらしをします。
3.乳輪部の違う場所も同じようにもみづらしをします。

爪が白くなるくらいの強さを目安に、

5分程度を朝、夕で行ってみてください。

少しでも参考になればうれしいです。

母乳は、赤ちゃんがうまれてすぐに

ジャンジャンでてくるものではないので、

気長にやっていくことも大切です!

育児は長いですから☺

また、産後サポートしてくれる人はいるか、

相談できる場所はあるかを、調べておくと

とっても安心ですよ。

ほかにも何か知りたいことがあったり、

疑問に思うことがあれば

ぜひお問い合わせから、よろしくお願いいたします!

それでは今日もさくら🌸さくさく!

素敵な1日になりますように。

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